零番札所 青龍寺(中国🇨🇳西安)

2025.3.22(土)

高野山に行かずに向かった先は中国🇨🇳の西安(シーアン)にある青龍寺(せいりゅうじ)。

ここは昔の呼び方で長安で昔の首都みたいなところです…で、なぜここに来たかというとここ青龍寺は空海さんが入唐して修行をしたお寺という事を知り、零番札所ということになっているという事でこれはぜひ参拝すべきだと思いここ西安に来ました。

さすが中国、空港がデカイ!到着したらもう夕方なので参拝は明日。

空港近くのホテルからタクシーで向かった、空港から40kmくらい離れているので40
〜50分くらいで到着、100元(約2000円)

「距離もあるからこんなもんか?ん〜高いのか安いのかよく分からん」

こうしてみると、やっぱり日本のお寺とは全然違いますね…ちなみにこれはエントランス。

この手の施設とかを見学する場合はパスポートが必須なので見せやすいように準備しておきましょう。

来る前に色々検索して調べると、1日に入れる人数を制限しているとあったので朝イチで来たので入れないって事はないにしてもそこそこ人は入っていた。

柳が枝垂れていて、桜も咲いていて綺麗でした。

正面の建物に来ました、ここは資料館で空海さんに関する資料だったり、おそらく発掘作業で出てきた遺物が展示されていました。

ここ青龍寺はその昔仏教弾圧で徹底的に破壊されたそうで、建て替えられた建物だそうです。

これですよ!これ!0番札所!

零番札所 青龍寺

入るとこんな感じで木に赤い布を巻き付けていました。

恵果和尚(けいかおしょう)と空海…全てはここからなんだよなぁ…まさに零番札所に相応しい。

これが本堂、中に入って今まで行ってきたのと同じ感じでお経を唱えて参拝終了…そして、御朱印です!!

中に人がいたので「ここで御朱印をもらえますか?」と聞いてみたところ「ここじゃないわ、案内するからついておいで」という事でついていくと…入り口を入ってすぐ右にあるお店がそうだった。

一見御朱印をもらえるように思えなくて…店内には数珠、湯呑み、御朱印帳などが売っていました。

掛け軸に頂いた御朱印と納経帳に頂いた御朱印。

いいですねぇ〜!零番札所の御朱印!そして気づく…

「!!ん!三月二十二日!!おぃ〜結願した日からちょうど1ヶ月じゃねぇか!」

全く意識していなかったので驚きました!

これが販売されていた納経帳で蛇腹タイプで片面20ページ分くらいだったと思います。

事前に御朱印されているので購入すると日付を入れてくれます、1冊100元(約2000円)

ちなみに、御朱印一つで50元です。

これは昔のお金に皇帝の名前が書かれていて、引っ越ししたら部屋に飾ったり、新築するときには家の下に埋めるそうです。

ショッキングピンクの桜がすごく綺麗でした!

ここに来て思う、四国八十八ヵ所を廻っていた時に自慢のように100回以上廻った人や先達の人、初めて歩いて廻った私に対して『自分はもう何周も歩いている』と先輩面して自慢していた人達の何人がここに来たことがあるのだろう?何周もするよりこっちの方が100倍価値があるんじゃないだろうか😏

四国八十八ヵ所の旅は一旦これで終了になります、もちろんまだ高野山にも行かないといけないのでその都度更新していこうと思います。

そして、この後に西安旅行の様子をmasaの部屋で公開していこうと思いますので、合わせて見て頂ければ良いかと思われます。

苦行46日目 一番札所 お礼参り

2025.2.23(日)

一番札所 霊山寺

朝イチでお参りを済ませて満願状を購入し今回の旅もとい修行は終了しました。

これ…日付を書く時に書く人が…『あぁ、七ミスったなぁ〜』って感じの顔をしたのが明らかだった、しかし『まぁ、いいか』って感じで書き続けて私に渡した…いやいや、失敗したって顔したよな!それならミスを認めて書き直せよと思ったがそれを言うわけにもいかないので気に入らないがしょうがない。なんか納得いかねぇんだよなぁ〜。

香川県のお寺で頂いたシールを台紙に貼って完成。

改めて曜日別に色分けしてみました、こうしてみると…「ここからここまで1日で歩いたのぉ〜?」とか平面の地図だと起伏が分からないから「あの山の上のお寺きつかったなぁ〜」とか「これ緑色だけど、愛媛の南側は白だったんだよなぁ〜」がこの地図から読み解けないのがちょっと残念。

最後に、今回の修行を通してたくさんの方々に『お接待』をしてもらい人の優しさと親切心に感動しました。

今の時代このように見ず知らずの人にジュースをご馳走したり、食料を差し入れてくれたりはできませんよ…ある方は「うちに泊まっていけ」と言ってくださる方もいました、今回受けたお接待は別の人に別の形でお返ししていこうと思います。

本当にありがとうございました。

出会ったすべての人に感謝、起きた出来事全てに感謝、お大師様にも感謝…ありがとう。

そして、私の修行はここでは終わりません!!

そうです!ほとんどの方は結願しお礼参りの一番札所でお参りをしたらそのまま徳島港からフェリーに乗って和歌山県の高野山に向かいますが…私は高野山には向かいません!ましてや京都のお大師様のゆかりあるお寺に行くわけでもございません!!

しかし、修行は続きます…この後どこへ向かうかはお楽しみに!!

                                  to be continued.

苦行45日目 八十七番〜八十八番札所

2025.2.22(土) 歩行距離 55.3km

八十七番札所 長尾寺

長尾寺を出る前に一人の男性にお会いして、遍路資料館の事を教えてもらい行くことに。

北上すること5〜6kmで遍路資料館に到着。

中に入って係の人に歩いてきた事を告げると、書類を書いて証明書などを頂きました。

自転車で廻った人ももらえるみたいです。

このジオラマを見ると…「これを歩いてきたのかぁ〜」と感心と感動が起きます。

この資料館の中には中務茂兵衛という人の資料があって…何がすごいって、この方280回も歩いて廻ったそうだ、当時まともな道もなければコンビニもスマホもない時代に…すげぇ奴が過去に居たんだなぁ。

大窪寺に向けてラストスパート!

女体山を通るルートを選択…しかし、雪が積もってる…もういいよ!雪は!!

この岩場に急登そして雪…おまけに荷物に寝袋と杖…両手が塞がる。

ここは本当に危険なので気をつけましょう。

女体山山頂からはおそらく街が見えるんでしょうが…雪で何も見えません!

お大師様から「また歩いてこいよ!」と言われた気がします。

お大師様からの最後の試練でした。

八十八番札所 大窪寺

ついに結願です!!45日、約1200kmの道のりでした。

コンプリートです!!

大窪寺の前にあるお店で打ち込みうどんを頂きました。

美味しかったです、ごちそうさまでした!

そして…40km歩いてお礼参りへ。

一番札所 霊山寺

午前0時20分に到着しました。

お参りは明日。

苦行44日目 八十三番〜八十六番札所

2025.2.21(金) 歩行距離 36.2km

八十三番札所 一宮寺

八十四番札所 屋島寺

屋島寺から出て八栗寺に向かう遍路道は急な下りが続きます、足元も悪いので気をつけましょう。

八栗寺に到着、お大師様がお出迎え。

八十五番札所 八栗寺

下っていると…27%って!初めて見たぞ!

八十六番札所 志度寺

いよいよ明日で終わるぜぇ〜。

しかし、最後にお大師様からのありがたい試練が待ち受けていました!

最後に待っていた試練とは…お楽しみに!!

苦行43日目 七十八番〜八十二番札所

2025.2.20(木) 歩行距離 40.9km

七十八番札所 郷照寺

朝7時半くらいに到着したが…シャッターが閉まっている、7時48分にシャッターが開いてお参り。

七十九番札所 天皇寺

八十番札所 國分寺

さぁ、また山を登って次の寺へ。

急登が1時間ほど続き道に出ます。

左に行けば白峯寺、右に行けば根香寺…途中フェンスの横を通って白峯寺へ。

フェンスの内側は自衛隊の敷地で、私が歩いていた日はちょうど射撃訓練をしていたので係の人がいました。

八十一番札所 白峯寺

お参りをした後この山門を出て左に進み山道へ。

右のフェンスの内側は自衛隊の敷地です。

ありがたいことにジュースを一本いただきました。

八十二番札所 根香寺

なんだ?これ?

450年前の怪獣だそう、それを退治して弔ったそう。

高松市に降りてきて川沿いを歩いていると、大きな木が一本…ちょうど雲が!パシャリ!!

いい感じに雲が葉っぱを演出していていい写真!実はこの構図は私の好きなデジタルアーティストmocha(モカ)さんの作品の『雲桜』という作品をイメージして撮ったものです。

すごくいい匂いがしたので見てみると…骨付き鳥!

入って早速注文、店内にはたくさんのサインと取材に来たテレビ局のが一面に…店名がたあちゃん。

なんか聞いたことがある…「あっ!ここって大泉洋が出演している『おにぎりあたためますか』が来てませんでした?」

「うん、もう随分前だけどね」

また一人でテンションが上がってました、偶然入ったお店がまさかでした!

美味い!

梅チューハイ…本当は修行中なのでアルコールは控えていたのですが…これで飲まないのは鶏の足に対して失礼!!ということで頂きました。

どちらも美味しかったです!ごちそうさまでした!!

苦行42日目 七十一番〜七十七番札所

2025.2.19(水) 歩行距離 30.8km

七十一番札所 弥谷寺

境内に見たことない鳥が…調べると、ソウシチョウというそうだ。

次のお寺に向かいます。

七十二番札所 曼荼羅寺

すぐ近くに次のお寺が。

七十三番札所 出釈迦寺

七十四番札所 甲山寺

七十五番札所 善通寺

七十六番札所 金倉寺

七十七番札所 道隆寺

移動して丸亀方面へ。

ゆるキャラ?なんて名前?

香川県は鶏のもも肉も有名ですね、それがうどんを食べてるんだからなかなか面白い。

丸亀城を横目に歩きます。

苦行41日目 六十六番〜七十番札所

2025.2.18(火) 歩行距離 32.1km

六十六番札所 雲辺寺

朝起きてジュースを飲もうとしたら口のところが凍っていて、中はシャーベットになっていました。

香川県のお寺が始まりました、つまり涅槃の道場の始まりです、でも厳密には徳島県なんですよね、地図を見ていて気付きました。

そして、ここでシールを頂きました…これは香川県のお寺で配布しているそうですが…期間限定だそうです、これを書いている時期には終わっていると思われます。

さて、下っていきます。

2時間くらいで麓へ降りて来ました…香川県です。

六十七番札所 大興寺

そして、香川県といえば讃岐うどん!美味しかったです!

六十八番札所 神恵院  六十九番札所 観音寺 

ここは1箇所に二つのお寺があります。

そして、すごく大きな木が生命感が溢れてます。

七十番札所 本山寺

この数珠は五重塔の修理をするのにもう使えない木材から数珠にしたそうです、綺麗な木目ですね。

苦行40日目 六十五番札所

2025.2.17(月) 歩行距離 30.8km

朝8時30分に出発。

六十五番札所 三角寺

そのまま山道を歩いていると…

うん、絶景。

四国はこういうバス結構あるんですね…いやいいんですよ!好きなので。

一度徳島県に入ります。

時間は午後4時、今から雲辺寺に向かいます。

予想以上の急登です。

1時間後、一旦登り終えたが…ここからさらに歩きます。

雲辺寺の駐車場に到着しましたが…午後5時45分。

ということで…隅の方で野宿。

この日はまた寒波が来ている…しかもここはこの四国八十八ヵ所の中で最も標高の高いお寺(900m)。

この日の夜の気温はマイナス3℃…標高が高いこともあって体感的にはマイナス7℃って感じだった…寒い。🥶

苦行39日目 六十四番札所

2025.2.16(日) 歩行距離 40.9km

この石鎚山駅は月に一度朝早くから清掃活動を行なっているそうでとても綺麗で清潔感のある駅でした。

私も僭越ながら少しお手伝いをさせて頂きました、少しでも駅が綺麗になるお手伝いができてよかったです。

石鎚山は前に登りましたが、この辺りだったかなぁ?

また機会があれば登るかもしれません。

六十四番札所 前神寺

橋の上にあったオブジェ、周りには武士が描かれていたので何かの歴史の物語かな?

苦行38日目 六十番〜六十三番札所

2025.2.15(土) 歩行距離 29.2km

昨日は日付が変わる頃まで歩いて横峰寺に登っていく所まで行こうと思ったが…その時遠くの方で犬が鳴き始めた、その1匹が吠えることでまた1匹、また1匹と吠えて結局4匹くらいが鳴いてうるさい💢野良犬とか放し飼いだったら面倒なので数キロ下ってちょっとした広場で仮眠。

さて、登ります10時半にスタートです。

最初は緩やかですが、徐々に急登になっていきます。

8合目、9合目あたりには雪が積もっていて凍結し滑りやすかったです。

六十番札所 横峰寺

11時半に到着したので約1時間くらいでした。

横峰寺で売られていたお茶を購入。

降りてきて、香園寺の入り口にすごい木が…なんかヤマタノオロチみたい。

六十一番札所 香園寺

六十二番札所 宝寿寺

六十三番札所 吉祥寺