2024.12.1(日)
今日はまず旅に出る前の準備をします。
ここは徳島県にある『技の館』という藍染めを体験することができる施設です。
早速受付を済ませます、私は自分の服を持ち込みだったので事前に予約をしていました。
まずはどのような柄、模様、色の濃さなどをスタッフさんと相談します。
どんな感じにするかが決まったら、模様を入れる所に線を引きます。
私は雑な性格なので線が曲がってます。
線を入れたところを集めて紐で縛り上げます。
この紐は染料が染み込まないようにと空気に触れないようにするためだそうです。
工房へ入ります、こんな感じで木の蓋が置いてある所に染料が入っています。
染める前にちょっと見学、これは染料を発酵させているところだそうでこの冬の時期にしか見れない光景だそうで約100日間発酵させるそうです。
春からは蒅(すくも)を育てて、秋に収穫し冬に発酵させるというサイクルだそうです。
おそらく、これが染料の元で『蒅(すくも)』だと思います。
瓶を地面より低くすることで、温度変化を少なくすることができるそうです、青い鉄板の下は空洞になっているそうで、昔は火鉢などを置いて瓶を温めて温度管理をしていたそうです。
これも染料を温度管理されていて24〜25度くらいだそうです、なので少し暖かいです。
スタッフさん曰く、染料は生き物に近いそうでお世話をしないとダメになるそうです。
服を浸けて揉んで生地に色を入れます、ここで驚いたのはまず藍色ではないということ!
藍染は酸化して色が変わるそうなので、作業するときはなるべく空気に触れないように染料の中で作業します。
上げて驚きます!緑!!これが本当に藍色になるとは思えないような色をしています。
徐々に藍色になってきました。
そして、汚れなどを洗い落とすと!!綺麗な藍色が!!
そしてこれは乾燥機で乾燥させた色になります。
ほんと綺麗な色これがジャパンブルーです。
そもそもなぜ持ち込んだ服が四国八十八か所で着る白衣だったかというと、白衣が流行り出したのは昭和初期からだそうで、それ以前はこの藍染で皆さん巡礼されていたそうです。
私はみんなと同じというのは嫌いなので、古き昔の文化で巡礼しようと思ったからです。
受付前にも様々な藍染品があって、そのうちの一つ数珠を購入しました。
あとマスクも。