旅55日目 いい出会いが更にいい出会いを生む。

2022.6.7(火)

朝早くに飛騨市を出発して、高山市に到着。

この橋を渡って彷徨っていると、一軒のカフェの前に自転車が停めてあった。

通り過ぎた瞬間に違和感が…何かというと、原付のナンバープレートが付いているんです!

自転車を停めて、ちょっと見てからお店に入って持ち主に見せてもらうようにお願いすると、二つ返事でOKが出たのでじっくりと見聞しました。

写真を何枚か撮ったのですが、写真を出していいかの許可を聞き忘れていたので写真は出せませんが…特徴をいくつか述べるとすると。

見た目自転車ペダルも付いているしかし、エンジンも付いている、ママチャリの二台の部分にはガソリンタンクがこれは混合仕様だそうです。

*混合仕様とは、草刈機と同じ要領でガソリンと2サイクルオイルを混ぜて使用すること。

聞きたいことが山ほどあったので、もう一度お店に入ってアイスティーを飲みながら話を聞くことに。

その自転車は自作ではなく売り物だったそうだ、20年ほど前に購入したそうで小さな会社が作っているそうだ、価格は7万円くらいだったそうで…故障はしていないそうだ。

もう一人いたお客さんが、朝私のことを見かけたと言ったのでビックリした!まぁ、目立ちますよねぇ〜、目立つ色のママチャリにデカイ荷物を背負って自転車を漕いでるんだもん。

結局他のお客さんと店員さんと仲良くなって話をしていると、店員さんがオススメの場所があると言い出したので聞いてみると、回るのに2〜3日はかかると言い出した。

私は一県に最長でも3日と決めているので、そんな余裕はないことを告げると、近くにある喫茶店を紹介されたので後で行ってみることに。

この高山市は昔来た事があるのですが、その時は夜だったのでこの古い街並みというのは見れなかったので今回は見ようと思ってきてみました。

私、このような古い街並みって好きなんですよねぇ。

そして、高山で来たかったお店がこのレトロミュージアム。

ここはもう入り口の時点でテンション上がりました!昔の看板に自販機やら電話が…

この昭和の書体とかセンスがもうたまりません!!

こんなに安かったんですね、でもこの時代のお金を今のに換算するとどれくらいなんでしょうね?

本当はもう少し写真を上げたいのですが、入口だけにしておきます。

好きな方はぜひ訪れてください、館内には昔のパチンコ機、スロット、ゲームなどがおいていて実際に遊ぶことができます。

そして、一軒目の店員さんの紹介で訪れた喫茶店とゲストハウスとシェアハウスをしているお店でした。

このお店のマスターも旅をしていたみたいでお話をして楽しく過ごすことができました。

隣のおじいちゃんは住職の方だそうで、いろいろな話を聞けてよかったです。

私は基本的には喫茶店とかカフェには入らないんです、というのもコーヒーが苦手だから、まぁ、コーヒーだけじゃないという事も勿論知っていますが、お店の人からしたら、コーヒー頼みなさいよ!って本心は言いたいだろうから…それを汲み取って入らないようにしているんですが、今日は1日に二件もお邪魔するとは夢にも思いませんでしたが良い出会いができてよかったです。

昨日飛騨で会ったおじいちゃんが41号はトンネルは通れないから旧道を通るように言われていました。

この手前に橋があるんですが橋を渡って道なりに行っていると、材木屋さんで行き止まりになりここに帰ってきてよく見てみると、歩行者、自転車は通れますと小さく書いてありました。

なので…自転車、歩行者じゃないと見れない絶景!

ひたすら漕ぎ続けて、ようやく下呂市に。

チャップリンの銅像と一緒に記念撮影、傾いていますがこれは台があってそこに乗せて撮ったらこうなりました。

なんでだろう?岐阜県に来たらついつい購入してしまうサルボボ。

普通は飛騨って書いてあるんですが、ここは下呂なので下呂出そうで限定商品だそうです。

ちなみに家にあるのは白川郷で購入したので、白川郷と入っています。

サルボボは色で効果が違うので、今回はオレンジとマスク。

オレンジは旅行など、でマスクはもちろんコロナ。

こんな感じで、この両サイドにはお店と、飲食店がありました。

飲食店はなんだかほとんど閉まっている感じでしたが。

昨日会ったおじいちゃんが、下呂には足湯があるからと言っていたので探していると…あぁ、そんなところにという場所でした。

下呂に入ってからやけに白鷺を推しているなと思ったら、この地域には伝説があるそうで…なんだったかなぁ?

過去に温泉が止まり、一羽の白鷺がきてそこに温泉が湧き薬師如来が白鷺に化身した『白鷺伝説』があるそうです。

ゲロだからカエル?

カエル神社というのがあったのでお参りしました。

もちろん「無事に帰るように」と。

足湯からの景色、程よく温かくて気持ちよかったです。

夜になると、ライトアップされるみたいです

旅56日目 大事件そして愛知県に突入!!

2022.6.8(水)

寒い!午前2時に一度目が覚めた、時間を見たついでに気温をみると12℃だったが、二度寝をかまして次に目が覚めたら3時気温は11℃…おい!下がってるじゃねぇか!

ここで完全に目が覚めたので星空を見ながら夜が明けるのをひたすら我慢した。

やっと、名古屋まで100kmを切ったが、これは41号線を行っての話、私はこの直後に右に外れて(国道256号)関市にある名もなき池に向かうので実際はもっと距離があるんだろう。

私はここでとんでもない事をしてしまいました…結論から言うと、この国道256号は歩行者、軽車両の通行は禁止されていたんです!

もうお分かりでしょうが、そう私この道路を自転車で走行してしまいました…

でも、これは言い訳をさせて欲しい。

まずはgoogle maps で目的地を設定すると、41号から256号を通るルートが設定された、この時分岐を右に曲がった時に普通の道路じゃない雰囲気が出ていた。

そう、なんとなく高速道路的な雰囲気が…しかし、看板の色は青そして国道のマークに256それに、歩行者の侵入禁止とかの看板がない。

そこで、google maps で歩行者を選択してみると、同じルートが選択されたので…まぁ、大丈夫だろうと坂を登ってそのままトンネルの隅を走って5kmのトンネルと2kmのトンネルを抜けてから少し走ると、いつもの感じの道路に戻ったので、振り返ってみると…そこには歩行者、軽車両の走行禁止の看板があったということで…片側だけでこんな規制はしないだろうと思い…交番に自首しました。

2022.6.8(水)の午前7時頃にこの国道256を走行していたドラーバーの皆様、大変ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

今後このようなことがないように努めていきます。

結局交番でしかるべき対処をしてもらいました。

交番を出てかなり走ってようやく到着。

平日というのに結構たくさんの人が来ていました。

iPhoneではこれが限界です、でも綺麗に撮れた方だと思います。

ここでも、かなりの枚数を撮ったのですが、よかったのがこの2枚だけでした。

そこからはほとんど下で楽に市内まで来れました。

ここ関市は刃物が有名だそうで、刃物ミュージアムというものがあるみたいで行ってみたのですが…事前予約が必要だと言われたので今回は諦めました。

関市から愛知県は結構近くてすんなりでしたが、この県境を越えるにあたって一つ心配事がありました。

というのが、ここ愛知県と岐阜県の県境は川を境にしているという事でした…もしかしたらこの愛知県という看板がないんじゃないかと心配していましたが、ありました!

この反射板実は駐在所でいただきました、私が自転車で旅をしていると知って気にかけてくれました。

最近はなるべく夜の走行は控えているのですが、それでもトンネルとかも通るので買おうかどうしようかを悩んでいたところでした。

反射板を装備しますか?

『はい。』

装備しました。

かっこよさが4下がったが、あんぜんせいが4上がった。

安全第一です。

旅57日目 名古屋だみゃ〜。

2022.6.9(木)

特に名古屋に来てどうということはないんだけど、とりあえず来た。

ずーっと前から上のアタッチメントを使っていたんだけど、自転車で段差を越えるたびに揺れて、その度に緩んで画角が変わっていることにイライラしていたのでビックカメラに行って下のアタッチメントを購入して装備しました。

GoPro装備完了。

夜にチェックしたんですが、まぁ、うん、前のよりは随分良くなったけど…しっかり固定されている分自転車に乗っている時と降りて歩いている時では位置を調整しなければいけないのが面倒。

桶狭間って…たしか…織田信長くんが今川義元くんを屠った所だったような…

やっぱりそうでした。

この木は、説明文によると義元くんがここに馬を繋いでいたとかなんとか…

この公園には四角い石が点在しているんだけど、どうやらその当時の配置を表しているそうです。

この公園の周りは住宅街になっていて、昔この地域で戦があったとは思えない感じだった、公園もこじんまりとしていて本当にこの場で歴史が動くような出来事が起きたとはとても思えなかった。

旅58日目 静岡県に突入で30県目。

2022.6.10(金)

岐阜県の256号もこれくらいはやってくれないと!

まずは迂回説明。

それから侵入禁止の看板二つ!!

ちなみに、三重県の鬼ヶ城の42号は侵入禁止の看板が三つはあったけど…迂回路説明がないからそれがマイナスだけど、256よりは分かりやすい。

上のはさておき、静岡県に突入!

YAMAHAの楽器のミュージアムに来たんだけど、事前予約制だった…事前予約ってなんなんだ!?

ただ見て回るだけでなんで予約?予約すれば係の人が説明するとかかなぁ?

それなら事前予約する意味はあるかもしれないけど…ないのなら何の意味があるんだろう?

日本の嫌いなシステムの一つだ。

30県目に突入!

こうしてみてみると、結構来たように思える!!

関西が終わった時点で半数の県が終わっていたが、面積的にみるとまだまだと言った感じだったのであえて気にしないようにしていた。

私的にはこの中部地方が終わってようやく面積的に半分と言った感じです。

しかし、これから梅雨、梅雨が終われば暑い夏です、残り半分とちょっと気合い入れていきますよ。

旅59日目 1号線と登呂遺跡

2022.6.11(土)

正直分かっていた事だけど…1号線は面白くない!!

やはり大きい道なだけで、特に何かあるわけでもないのでただひたすら走るということだけになってしまいます。

登呂遺跡公園に来て歴史のお勉強。

祭殿:床の高い掘立柱建物で中で儀式だったり話し合いをしたりするところ。

竪穴住居:住居。

一階はレプリカなどを展示していて、二階には実際に出土した品々が展示されていました。

実物の木製品とか土器、勾玉などをみるとよく残っていたなぁと思います。

この登呂遺跡は戦時中に軍の基地を建設しようとしていたら杭などが見つかったが、その後丸木舟とオールが見つかったことにより発掘調査が始まったそうです。

戦時中に遺物が出ても戦でそれどころじゃないから基地を造るぞ!とはならなかったことがすごいですよね。

旅48日目 メガネの町鯖江から石川県へ。

2022.5.31(火)

昨日の夜は強風と雨がすごかったですが、朝起きるとほぼほぼ止んでいて風もほとんどあなかったので一安心。

正直、この旅で思い知ったのが風は強敵だということです。

山を登り始めたくらいです。

まだ途中ですが、こんなかんじですね。

紫式部がどうのこうの書いてありますが、よく分かりません。

やっと来れました、昨日も少し書きましたが2019年にもこの福井県は訪れたのですが、残念ながら前回はこの鯖江に到着した時には、メガネミュージアムが閉店時間を過ぎていたのでこの鯖江を素通りしました。

デカイですが、ミュージアムは一階だけです。

日本製のメガネフレームの95%なんですね、逆に残りの5%が気になります。

他にも、名だたる有名人の方のメガネが保管されていました。

この回見てました!面白かったです!寄贈されていたんですね!!

福井はかなり短期間でしたが、前回に訪れた時に結構回ったので今回はこのくらいで。

石川県に突入!!

旅49日目 走行データーが…

2022.6.1(水)

ここは石川県加賀にある深田久弥の資料館です。

深田久弥といえば、作家で日本百名山の著者になります。

名前はよく聞くので、あっ!ってなるんですけど、顔は見た事がなかったので初めて知りました。

資料室には深田久弥に関する資料や山に関する書籍などがありました。

しばらく走っていると、気になるお店があったので入ってみることに。

牛のお尻とか睾丸を触ると運気が上がるそうですよ。

店内にはお土産のほかにちょっとした展示物がありました。

明智光秀に関するものとかでした。

気になる物を発見したので、購入してみました。

これが、すごく美味しかったです…わらび餅みたいなんだけど、ちょっと違うし甘いし、くるみが美味しいし。

航空機に関する博物館です。

入れるということなので、入ってみることに。

こんな感じです、このメーターにボタンの数…うーん、覚えきれんな!

館内には模型とか資料がありました。

実際の飛行機も展示してありました。

今日は走行データーが記録されていませんでした…かなりショックです、途中からとかならまだしもその日1日分が全てないというのは…。

朝スタートボタンを押したはずなんだけどなぁ。

旅50日目 砂浜道路、なぎさドライブウェイ

2022.6.2(木)

朝早いですが、長町の武家屋敷にやってきました。

ここはお得意の水曜どうでしょうさんが絵葉書の旅で訪れていました。

これで、私は絵葉書の旅の聖地巡礼はコンプリートしたことになります。

東茶屋町なんですが、当然朝が早いのでお店が開いていませんし、着物を着て撮影している方がいたので邪魔をしないように隅の方を撮影。

金沢城、加賀100万石の前田利家。

五十間長屋、文字通り五十間あった事からそう呼ばれているそうです。

ここには食料やら、武器などを保存していたそうです。

近くで見ると迫力があります、とにかく長いな。

発掘作業をしてました、この旅に出る前にNHKの番組で城郭考古学の千田先生がここの現場にお邪魔して何かを解説していたように思いますが、聞き流していたのでよく覚えていません。

ちゃんと聞いておけばよかった。

金沢を北上、しなぎさドライブウェイに到着。

ここはれっきとした道路なんです!ただし、普通の道路ではなく砂浜を走る事ができる道路なんです。

こんな感じです、海に近づきすぎるとハマるそうなので注意しましょう。

ここは車、バイク、自転車も走行できるみたいです。

*但しこれには条件があるみたいで、通行可が条件です。

では早速走っていきます!ここの道路は全長8kmくらいだそうです。

途中ちょとした川みたいになっているところもありましたが、特に気にせず皆さん走っていました。

到着、途中で遊びながら、砂にハマりながらのゴールです。

非常に疲れましたが、かなり楽しかったです。

これです、おそらくいつでも走れるという事ではないのでしょう。

走れてラッキーでした。

UFO?見れるんですかねぇ?

いい感じのサンセット、明日が楽しみだ!…と思っていたのですが、明日は雨予報なんですよねぇ。

晴れるのを祈ります。

旅51日目 輪島漆器と千枚田。

2022.6.3(金)

世界一長いベンチ、その長さは460.9mだそうです。

もう、長すぎてよく分かりません。

海岸沿いに北上していると、トトロ岩!

この角度からじゃないと、こんなふうには見えません。

ようやく輪島市の朝市。

マジンガーZ、見たことはないですが…

この朝市で売られていた、『えがらまんじゅう』この色が気になってお店を見ていると、黄色はクチナシで染めているそうです。

これは本当に美味しかった、美味しかったのでもう一個購入しました。

ここからは輪島漆器。

美術館にあった地球儀、圧巻です!

そして、実は朝市に行く前にちょっとお邪魔させてもらった漆器の工房とお店。

朝市を見た後もう一度お邪魔しました…。

ここでは実際に作業をしているところを見る事ができます、そして輪島漆器について説明してくれます。

漆で作品を作るというのは非常に手間と時間がかかることは知っていましたが、輪島漆器はさらにひと手間、さらにもうひと手間加えて品物を作っていくという事が知れて勉強になりました。

詳しく知りたい方はぜひこの輪島に来て見て触れてほしいです…まぁ、触れるのは難しいかも。

ここで、商品を見ていると…数珠が…購入しました。

これと、赤と黒ので迷いましたが紅に一個だけ黒というのが気に入ってこっちにしました。

そこのお店の方に教えてもらったところに行ってみました、鴨ヶ浦。

このプールかなり綺麗でした、今も使っているかどうかは分かりませんが気持ちいいんでしょうねぇ〜。

輪島市をさらに10キロほど北上すると白米千枚田(棚田)に到着。

3時くらいの風景です。

6時くらい。

6時半くらい。

本当は、太陽が沈んでいくところを撮りたかったんですが…残念ながら雲があって太陽は雲の中に消えていきました。

この棚田の道の駅で販売されていた、イカゴロと梅。

イカゴロのゴロはこの地域の方でイカの内臓、中身のことを言うそうです。

で、このイカゴロが美味しかった、味、そして風味がよかったです。